テレワーク見聞録
在宅勤務中。覗かれている…… pic.twitter.com/kZ3MmZLxus
— pntn (@0x2d1) 2020年4月27日
自分の会社でもテレワーク……もとい、在宅勤務が始まった。
本記事はその記録である。一部事実と虚構や曲解を織り交ぜているのでご容赦を。
テレワーク前夜
在宅勤務について具体的な指示が何も来ていない中、「基本的に在宅勤務な」と意味不明な怪文書が本社から送られてくる。
リモートデスクトップ
あるリモートデスクトップツールをインストールするように指示される。なるほど、これで弊社は各自のマシンにリモートアクセスできるようにするらしい。
上司「これでテレワークの準備できたな」
ぼく「えっっっ」
マジか。家からリモートデスクトップして仕事すんのか。めっちゃ仕事しにくそう。
テレワークってさ、Office 365とかGoogle Apps(詳しくないのでテキトーに書いてる)とか使って、打ち合わせにはZoomとかSkype for Businessとか使うアレじゃないの、という思いが去来する。これじゃあただの遠隔操作である。会社のNW帯域足りるんかい。
とりあえずリモートアクセスを職場内で試行してみる。なるほど、若干のラグはあるがフツーのリモートデスクトップである。何故か同僚と感嘆の声を上げる。
これが「「「テレワーク」」」だ
そうこうしているうちに「テレワーク」が始まった。その前に本社から「テレワークの光熱費、通信費は個人持ちな。あとテレワーク→出勤時の移動時間は勤務時間外な」と通達が来る。この会社、ケチである。
あと自宅以外の場所――カフェとかでは勤務してはいけないとのルールも決まった。まあSIer勤務のSEがスタバでMacBook Air開いていたらおかしいもんな。
チーム内でルールも決められた。出勤(という言葉が相応しいか不明だが)時にはメールで報告、退勤時にもメールで報告、前日までにエクセルに出勤か「テレワーク」かを記載……めんどくさい!なんだこれ!
そもそも「テレワーク」とは何か。日本テレワーク協会(なんだそれ)によると以下の通りらしい。
テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。
いや、 めっちゃ場所や時間にとらわれてますやん!
もしかして弊社の「テレワーク」は、ただの「在宅勤務」なのでは…?
そう思うとすべてが腑に落ちるのである。
いざテレワ……在宅勤務
在宅勤務を開始してみると、それはそれで快適なものである。ただし会社支給のノートパソコン、テメーはダメだ。A4サイズノートで画面解像度1366*768とかいうゴミ*1は法律で規制すべきである。
まあ画面解像度は、自前のFHDモニタを接続することで事なきを得たので良しとしよう。問題はやはりリモートアクセスによるタイムラグである。こいつはどうしようもないが、さりとて感染症には掛かりたくないので、仕方なく受け入れることとする。
それ以外については概ね快適である。毎日のように遅れる(最近はマシか?)オーサカループラインに乗らなくて良いだけでも気が楽である。
しかしいつまで弊社の在宅勤務は続くのか。このコロナ禍が収まったら、また職場に通勤する日々に戻るのだろうか。そうならず、良い方向での働き方改革が実現することを願うばかりである。
*1:FHDは人権